たまたまTVをつけたら、TEDで
ティム・アーバン氏の「先延ばし達人」の頭の中を放送していた。
英語のリスニングの勉強になるかな~と軽い気持ちで見ていたら・・・
これ、私じゃん!!!
実際アーバン氏のblogには、これ私ですというメッセージが山ほど来たそうだ。
やる事がある・・・のに楽しいことを優先して先延ばしにする・・ケツに火がついてから無理やり帳尻をあわす・・・。こういうタイプの人間の思考はどうなってるのかを、ユーモアのあるキャラクターを出しながらスピーチ。
リスニング出来ない私からすると、短文が多く、ジェスチャーも多く、間の取り方の上手い人のスピーチは楽しんで見れて嬉しい。
計画を立てるもどんどん後回しになり、最後は徹夜・・この人も作品内でよくやってる(笑)
私は他の記事でも書いた超短期決戦型人間・・計画をたててコツコツできる人はこうはならない。。。先延ばしするからです。
なんの参考にもならないけど、自分の経験と先延ばしパターンを書いてみる。自戒をこめながら・・(もう治らない)
- 一応少しずつ準備するが、あきらかに時間が足りない。計画倒れも多い。
- 確実にヤバいと決定的になってから全てを捨てて猛勉強する。
- 何とかなる笑
何とかなって、決定的な痛い目にあってないので治らない。。
某国家試験を受ける時、合格ライン約6割に対し、受験3ヶ月前の模試で4.5割。そこから一念発起して、受験前の模試は7割、国試も7割越えで高得点ではないが合格。自分が人生1番勉強した3ヶ月。。。
余談だが、この年の国試は歴代最低合格率を叩き出した。問題の改定や、来年度からは反省したのかシステムが変わり上がった。学力でなく運に左右されるのは辛い。私が自己採点後に大喜びで教授に報告に行ったら、私よりずっと賢い子が落ちていて、なんとなく申し訳ない気持ちになった。
何とかなる要因を考えると
- 超短期だが、集中力はある。
- 周りの同情と協力。
- 要領の良さ
- 勝負運。プレッシャーに強い。
1:急遽10hr/日勉強に切り替え。仮眠と漫画は読んでいたが‥。
2:国試は、教授室で3ヶ月軟禁(特に教えてはくれないけど見張り)。途中からほぼ秘書。一生教授に頭が上がらない。
3:要領の良さで進級していたと言ってもいい。単位数をこまめに計算して、不要な試験は一切勉強せず一応記念受験。進級に必要な試験だけヤマも思いきりかけて勉強。再試験も受けない(有料だし)。国試も同様にヤマかけ、でないと間に合わない。
4:たぶん、強運。細木数子でいうと水星人。国家試験中プレッシャーで倒れ、時間が足りずに落ちた人もいた。ジョジョほどでなくても、タフな精神力は必要。
あと、クリアファイル買ってきて、ノートに書かずに付箋紙に書いて、覚えたら剥がしてを繰り返してたなぁ。最近書店に行ったら商品化されていた。あの時商売にしてたら大儲けだったとは。
ティム・アーバン氏も、徹夜で論文を書いて受かっちゃうんだよね。最低ラインかも知れないけど、決して不可ではない。
こんな私たちは痛い目にあうまで治らない。痛い目にあって、「自分には短期決戦の能力なんてないんだ」と自分の傲慢さを思い知らされなければならないけど、その頃には手遅れかもしれん。。