前からトルコの家庭にお邪魔してみたかった。日本との違いは何だろう‥と。
サフランボル最終日。この日は、宿のオーナー?の奥さんのご好意で、オーナーの自宅へお邪魔した。
奥さんは、お父さんが経営していた宿で、小さい頃から日本人旅行客に慣れていた。そして、耳コピで日本語を覚えたそうだ。
「わたし、頭いいです♪」
本当に凄い。
朝ごはんだけお呼ばれ予定が、「バスの時間までいていいです」と言われ、ガチで夕方までお世話になった。
私はトルコの家庭にお邪魔したのは初めて。「トルコで私も考えた」で予習したくらい。
このお宅が、一般的なのかどうかわからないが‥
マンションで、内装がヨーロピアン。靴は玄関でドアの外に脱ぐ。日本人的には、「なんで土間がないの?」と言いたくなるが。そして、モデルルームですか?ってくらい掃除してあって綺麗。よっぽど収納スペースあるの??どんだけ断捨離してるの??
「ここが息子の部屋で、ここが娘の部屋です♪」私見てもいいの?
→後日、トルコ在住の日本の方と話した時に教えてもらった。どこのお宅も生活感ないレベルで掃除してあるのが普通。部屋を見せて回るのもトルコの文化だそう。
マジか、日本だと友達の家に行っても友達の兄弟の部屋とか絶対に入らない。トルコは違うのか。
朝ごはんはたっぷり食卓に並ぶ。取り分けず大皿から食べるのは私も好き。ご主人は朝ごはん食べたら宿に戻ったので、家には奥さんと子供3人。
話したいが、子供に英語は全く通じず、そして私は子供の相手に慣れてない。好きなんだが戸惑ってしまう。。奥さんの通訳付きで、息子さんはサッカーが好き、娘さんはバレーボールに興味あり。
トルコの人、サッカー好きだよね。サッカー賭博も盛んみたいだ、日本の競馬みたいに。
末っ子はまだ赤ちゃんで、奥さんと赤ちゃんがお昼寝する間、「あなたも昼寝したら?」と言われ、息子さんのお部屋を借りてお昼寝した。
遅めの昼ごはんは、近所の母娘と、奥さんのお母さんが来てみんなで食べた。料理も持ち寄ったり。写真はないが、本当に美味しい。正直、店よりあっさりして家でいただいた方が美味しい。そして、みんな本当によく食べる。
今、もうスペインにいて、思い起こしながら書いてるのだが‥トルコは食べる量、料理に使う砂糖と油の量が違う。そりゃ太る、そりゃ病気になる。
今回ちょこちょこ会話に出て来たのが、ハートアタック(心臓発作)だ。日本では癌が恐れられているが、トルコでは癌より急に死ぬハートアタックの方が恐れられている。
‥‥ハートアタックなのか。私からしたら、トルコは糖尿病が1番にきそうなのに。1日に何杯も飲むチャイに、毎回1〜2袋砂糖入れてるのに。
私は砂糖の取りすぎてニキビが出来るので、2週間目にしてチャイに砂糖を入れるのをやめた。。
因みにスペインも料理が美味しい所だが、パンは圧倒的にトルコが美味しい。その辺のロカンタのただパンも外はパリっと中はしっとり。
話を戻し、みんなで団欒するなかで、娘さん(年長さんくらい)のバービーコレクションを見せてもらった。「日本のバービーどんなですか?」と聞かれて、リカちゃんをみせたら大ウケした。
「可愛い❤️次来た時にお土産に買ってきて😍」と娘さんだけでなく大人からも好評で、やっと打ち解けれた気がした。
タカラさん、外貨を稼ぐチャンスです!日本のリカちゃんはトルコでも通用します!輸出の際には私に限定ドールを下さい。トルコ、ムスリムスタイルのリカちゃんを❤︎❤︎
その後、ご近所さんは帰宅し、残ったみんなで話した。奥さんが腰が痛いそうで、「揉みましょうか?」とお世話になったお礼に言ってみた。恐縮してなかなかいい出せなかったが、むしろ期待されてたみたい。
「あなたマッサージ屋開けます。日本だといくらくらい?3000円/時、大丈夫お客さん来ます。サフランボルで店開いて下さい」
と好評だった。儲かるなら是非やりたいが。
私が「ここ、ここが凝ってる」と言ってたら、周りが大爆笑。「ここ」はトルコ語で「臭い」だそうだ笑
按摩して汗をかいたので、シャワーまで借りた。今から夜行バスなので助かった。
ご挨拶して、新市街のオトガルまで歩き、そこからセルヴィス(バスターミナルまでの送迎バス。無料)に乗る。
そしてブルサ行きのバスへ。
今回、サフランボルが1番楽しかった。また行きたい。次はサフランボルを経由して黒海の方へ‥‥🐏