羊は長年のムンクファン。日本にムンク展が回ってきた際には県外まで遠征した。そして、大喜びで買った画集(確か3000円。重い)に、1時間足らずでコーヒーをこぼして物凄く落ち込んで新幹線に乗った。・・・いい思い出。その時は「叫び」も「マドンナ」も来日してなかったので、本物を見るのを楽しみにしていた。
・・・てか、ムンクがなければオスロに数泊せず、フィヨルドトレッキングに行っていた。
オスロ市内ではムンク収蔵は3つ。
- ムンク美術館
- 国立美術館
- オスロ市庁舎
他にムンク作品が見れるのはベルゲンのKODE(写真なし↓)
比較的行きやすいので、オスロ市庁舎以外は全て回った。オスロ市庁舎を見逃した理由は以下で。そして・・・勿論作品には感動したが、展示法の偉大さを知った。昔、日本でみたムンク展の方が展示テーマ、並べ方のコンセプトが好きで見ごたえがあったので。
美術館では所蔵作品を全て展示してくれるわけではないし、今後行く際にはまた別のテーマ、別の作品を展示してくれるかもしれない。
ムンク美術館・国立美術館は共に2020年に移転予定。これは2018年6月の情報です。
ムンク美術館
なかなか歩くのでトラム推奨。ムンク自身がオスロ市に寄贈した作品を多数所有。隣接のショップはムンクグッズの品揃えNO1。
チケットを買うと、荷物はクロークに預けるよう促された。結構大きいものも預け可能↓
さて。この美術館も写真はお咎めなし。スタッフさんの前でみんなバシャバシャ撮ってる。・・・ので、便乗。ただ、写真では本物の感動は絶対に伝わらない💦
ムンクは同じテーマで何枚も作品を書いている(つまり「マドンナ」と呼ばれるものは何枚もある)ので、以下はその一つ。個人的お気に入り。
「マドンナ」
「Weeping Nude」
館内の様子はこんな感じ。椅子もおしゃれで、のんびり座って鑑賞できる。
画集を買おうか真剣に悩んだが、今後の周遊で持ち歩くことを考えて断念した。。
↓さて、国立美術館へ向かう。天気が良く、目抜き通りはこんな感じ。
この日は休日だったかで、人通りも多くイベントもあり。
国立美術館
今回の特設展示、知らない画家さんだったがかなり良かった。
Gerhard Munthe (1849–1929)ノルウェー生まれの画家さん。彼の幻想的で少し不気味かつ厳かな雰囲気が凄く良かった‼︎
さて。お目当てのムンク作品。
「叫び」
「マドンナ」
「月光」
左から「思春期」「病める子」
ムンクファンはムンク美術館のみでなく。両方行くことをお勧め!カフェも隣接してるし、画集もかなり充実。
↓↓今日はムンク巡りだ!とオスロ市庁舎へ。
オスロ市庁舎
ノーベル平和賞の授与式でおなじみの建物。平和賞以外はストックホルム市庁舎で行われる。
なかなか独創的な壁画や
素敵な時計など。建物自体が面白い。
シティホールの見学は16:00まで。夏季はもっと遅くまで見学可能。ガイドツアーもあり。
写りが悪いが、巨大な絵画がかざられている。
会議場を見学し、2階のムンクの間へ・・・
!!!結婚式の為、クローズ!マジか、今日しか来れないのに💦市庁舎で結婚式出来るんだ、そっか~。。
改めて巨大絵画を見て退館。。残念だった。ムンクの間では作品名「人生」がかざられているそうで・・確かに結婚式にはふさわしい絵なのかもしれない。
↓↓↓
歴史博物館
ここはビィグドイ地区にある「ヴァイキング船博物館」と共通チケット。距離があるのになぜ共通券にしたんだと言いたくなる。48hr以内有効なので、もう片方には明日行くことに。
ここはヴァイキング時代の展示物は豊富。
ここにある門はスターヴ(ノルウェーの木造教会)の門。細やかな細工が美しい。
まさかのエジプトや中央アジアの展示。
そして、流石ノルウェー、雪国生活についての展示。自国だけでなく、アラスカやシベリアなどかなり広範囲。
見覚えがあるなぁ~と思ったら「アイヌ」の展示だった。「ヴィンランド・サガ」を求めて来て「ゴールデン・カムイ」に触れるとは。
さて、明日はビィグドイ地区めぐり。ここは事前に行き方(バスかフェリー)を調べておいた方がいい🐑