コペンハーゲン3日目。寒さで風邪っぽいので無理はしない。
お目当てのカフェ・Conditori La Glace
市庁舎前を通りストロイエへ向かう。
Conditori La Glace❤
前から(GoogleMapで)目をつけていたカフェ!今まで案内してくれていた友人が甘いものダメだそうで、一人の今がチャンス!
Conditori La Glace - Conditori La Glace
美味しい〜老舗洋菓子店。ホットチョコにさらに生クリームを足してこってりに。チョコレートケーキと、一度は試そうと思ってた本場デニッシュパン。
お高い店だけど、可愛くてテンションも上がるのでおすすめ。日本よりはみな甘めだから注文はご注意を。それでも美味し~❤
デニッシュはあちこちで売ってるけど、基本ハズレないので小腹がすいた時にはいい✨
愛用品ベーリングの前を通る・・(ストロイエにある)
スカーゲンもベーリングも扱ってるお店。北欧発祥ウオッチ✨
私は日本で一目ぼれして、ベーリングを使っている。だいぶ安くなるなあ・・
スロッツホルメンと城
スロッツホルメンは周囲を運河で囲まれた小さな小島。用があるのは王立武器博物館のみだが、ついでに外から眺める。
高い塔の建物はクリスチャンスボー城↓↓
勿論中も見学できるお城。バロック様式の城で、破壊と再建を繰り返され・・今の姿は1928年から。
この高い塔の展望台に登れるそう。だが、スルー。
それより、これは何の建物でしょうか?↓↓↓
このねじねじと鰐?が気になって調べると、ここは旧証券取引所。
下記HP↓↓
Børsbygningen.dk, ejet af Dansk Erhverv - The Danish Chamber of Commerce
HPによると、この飾りは4匹のドラゴンだそうで、失礼しました。
王立武器博物館
本日のメイン。ブログで度々登場の通り、戦争関連の博物館は基本まわる。
ここは武器博物館なので、歴史関係の説明や展示は正直薄い。
内部に入るとまずミサイル系の展示。
↑これがアハトアハトかあ~。私は歴史系は好きだが、正直武器に興味がなく違いがわからない。アハトアハトは有名な88ミリ高射砲、もちろんヘルシングのセラス嬢で覚えました。
名台詞!「そいつは素敵だ 大好きだ」!!!
こんなものを持てるなんて流石化け物。
平野さんの現在連載中の作品「ドリフターズ」も大好きだが、やっぱり「ヘルシング」は良かったなあ。ネタの温床で。
脱線した。武器博物館に話を戻す。
特設展示ではアフガニスタンについて。デンマーク軍はPKOにもNATOにも平和維持として参加しているので、その際の装備や宿泊施設など模型を使っての展示。北国の国民が砂漠のアフガニスタン駐留は慣れない事が多かっただろうに。
事の良し悪しは人それぞれ価値観が違うと思うので、ここでは割愛。
中東や~スタンは私の行きたい国ばかり。一刻も早い平和を願ってやまない。
2階にあがると、海に囲まれたヴァイキングの末裔らしく海軍関連資料が並ぶ。
デンマークの王立の博物館でナチ軍服の展示をするとは。
第二次大戦前後のデンマークとドイツの(あくまで私の)イメージ。
第一次で敗戦したドイツとはいえ、陸続き(ポイント)の大国ドイツと海を渡ってお隣イギリスの間に挟まれ、日和見というか中立でいたいデンマーク。細心の外交注意を払い、1939年にドイツと10年間の不可侵条約を結んでおく。
が、ナチス政権が台頭し、ポーランドへ電撃戦開始、あっという間に侵攻。当時、飛行機の飛距離や性能が今ほどよくない。
ドイツ:
「ちょっと今後を考えて、ノルウェー欲しくない?」
「じゃあ中継地的にデンマークおさえとく?」
「ねえねえデンマーク君。君の国にちょっとドイツ軍おかせてくれない?もう入っちゃうし?抵抗しなければこのまま友達でいられるよ?」
デンマーク
⇒びくびくした結果、さほど戦わず数時間でよくわからないまま降伏。
なのでデンマーク軍もそのままだし、独立国家を保てたし、むしろドイツ軍優勢の間は円満な子分(失礼)。ドイツ劣勢になってから、ようやく俄然勢いづくレジスタンス。デンマーク国内でのドイツ批判も高まり、「ドイツ負けるくね?」と考え始めたら更に勢いづくレジスタンス(以下略)
柔らかく書いたけど、wiki様はもっと辛辣に書いていらっしゃる。
「開戦後2時間で降伏。降伏までの両軍の死者は、ドイツ軍20人、デンマーク軍13人。」
「デンマーク側は内政をデンマーク人に任せるという条件付きでドイツ軍の駐留を認め、ドイツの保護国となり、1943年までデンマークは、ドイツの被占領国がどうあるべきかの手本となった。」
以下のwiki様、一部抜粋。
対してノルウェーは数カ月間、連合国を交えて徹底抗戦。
「あ、あいつら(デンマーク)がもっと抵抗してくれたら💦💦」
と、私がもしノルウェー国民なら言いたくなる。
国としての国力も、軍事力も、地形的な位置(海を挟むノルウェーはまだマシ)からしても、必ず負けそうだからデンマーク国民の人命的には仕方ないかもしれんが。
(というか、そもそも当時ドイツに友好的だったのか、批判的だったのかも怪しい。戦後ナチがこれだけ悪者にされたら、「当時は親ナチでした」とは言いにくそうだし。ヒトラーを独裁とよく簡単に書くが、ヒトラーは選挙で支持があって総裁になっている)
そのデンマークでナチスの軍服かあ。本物かレプリカかわからんが、新品のように綺麗だなあ。
政治や価値観を置いておいて、ナチの軍服の格好良さは紛れもない事実だと思っている。軍国主義に偏り、軍人を増やすには、子供や若者からの憧れも必要なんだろう。軍の制服が格好良かったり、宣伝的な手段を許されるというのは、先導的で危ないんだろうな。
室内での武器鑑賞を堪能したら、青空の下のクルーズに出かけよう。
Hop-on Hop-offボート・種類とチケット❤︎
運河の多いコペンハーゲンでは、観光ボートも渡し舟もある。個人所有やレンタル?のボートもよく通ってる。
一番メジャーなHop-on。バスもあるが、せっかくなのでボードにした。乗り場もちょこちょこあるし、人魚姫前まで行くので楽でよい。
下記HP↓↓
Hop-On Hop-Off tours with bus and boat in Europe - Red Buses
他の都市のHop-onバスの案内もある。
コペンハーゲンをクリックし、料金案内の下のPDFで、ルートが見られる。
このサイト(代理店?)でもHop-onバスやボートを含めてツアー案内がある↓↓
https://www.stromma.dk/en/copenhagen/
他にはこういうツアーもある↓↓
Boat tours in Copenhagen | VisitCopenhagen
よほどの観光シーズンや大人数でもない限り、当日券で十分。購入から「〇〇時間以内は乗り降り可能」チケットがHop-onなので、直前に買った方がいい。予約もできるけど。
Hop-onボートクルーズ・スタート!
スロッツホルメン前で乗り込み、イヤホンをつけスタート。日本語あり!
ボートで旧証券取引所前を通過。下から眺めると視界が広くて気持ちいい。
コペンハーゲンらしい曇り空。もっと晴れてくれたら・・
ボートはニューハウンに寄り道。
低い橋の下をくぐるときはみんなで騒ぐ(笑)。高さよりも、ボートの横幅が結構あるので、そっちが気になる。
運河からみると、ボート越しにニューハウンの街並みを見るので、より素敵🌟
ニューハウンを出て、外海に向かうにつれ、運河の幅が広くなる。
運河から見るアメリエンボー宮殿とフレデリクス教会↓↓
人魚姫前で下船。
さあ!しょぼい笑と評判の人魚姫を見に行こう🐑🌟