スウェーデンは現在多国籍国家。そして勿論宗教の自由が認められているので、様々ま宗教が混在する。一番割合の多いのがキリスト教ルター派の一派である、スウェーデン国教会。このルター派、ルーテル教会はプロテスタントの一派で、北欧ではポピュラーだ。しかし、北欧自体信仰心が高いかというと・・。
プロテスタント系の教会はカトリックに比べシンプルな物が多いが、ここガムラスタンの教会は歴史も長く、華やかなものが多かった。
ドイツ教会
ハンザ同盟の商人によって建てられたことからドイツ教会。
ここ、北欧・バルトはハンザ商人の足跡や、同盟都市が多くみられる。
入場は無料。ガムラスタンの奥まったところにあり、少しわかりにくい。
中のステンドグラスは綺麗だった。
昔の生活を描いたステンドグラス。
こじんまりしていてクラシック。中世ではこの付近はドイツ人コミュニティだったそうだ。
入場無料の教会があるのは結構助かる。私は教会やモスクが入場無料の国では、座りたい時に立ち寄っている。マナーを守っていれば長々いても大丈夫だし。
大聖堂
ガムラスタン中央にある、ストックホルム最古で、王室の戴冠式や結婚式も行われる由緒正しい教会だ。
ここは有料、60SEK。。
内部は広々とした吹き抜けで、レンガ組みがクラシックで温かな印象を与えてくれる。
日本語のパンフレットあり。詳しく解説してくれる。
見どころの聖ジョージと龍。
聖ジョージ、ジェルジオ、ゲオルギウス・・全て同一の聖人で、教会に馬に乗った兵士と龍がセットで置かれていたら、高確率で彼。トルコ・ヨーロッパで何度も目にするほど大人気。
この像の龍は生き生きとしていて好き。ドイツの彫刻家バーント・ノトケ作。
もう一つ、見どころはこちら↓↓
黒檀と銀で出来た、重厚感のある祭壇。珍しい~これは滅多に見ない!
反射で見にくいが、これはストックホルムで見られる発光現象「幻日」を描いた絵画。
さすが大聖堂というだけあって、ここが一番豪華。建築を繰り替えした為に混ざっているが、メインはバロック様式だ。
リッダーホルム教会
最後はガムラスタンから橋を渡って直ぐのリッターホルム教会。
2018.6、工事中の為あまり見る価値はない。一応行ってみたが、さらっと写真のみ紹介。
この特徴的な尖塔はネオゴシック様式。
ここの特徴は 柩が多い事。
柩は・・デンマークロスキレでしっかり見たので・・。
以上。簡単ながらガムラスタンの教会紹介。
あくまで個人的感想だが、日本人が思い浮かべるヨーロッパ的な煌びやかさはストックホルムではあまり望めない気がする。王宮も教会も綺麗だが、西欧・南欧のゴテゴテに比べると簡素。あとは好み🐑
ストックホルムでは昔ながらの街並みよりも、現代的な街並みが目につく。他のヨーロッパから来た身にはシンプルに感じるのだ。ドミでスタッフさんに「ウプサラ行こうかな?どう?」と聞いたら、「ウプサラ?退屈よ!」と言われてしまった。
実際住んでいると感じないのだと思うけど、スウェーデンの魅力はフィヨルドを含む大自然だと思う。