マドリッドからクリスマスマーケットを追いかけ周遊開始。
★計画
⇒ブダペスト⇒ウィーン⇒タリン
行くと決めた3日後にはお空を飛んでいた。一時帰国も兼ねているので準備に少しかかったが、フットワークの軽さは大事。
マドリッドに住み着いて久しぶりに旅行をする。
出発経緯
友人が年末年始に休暇をとって、ヨーロッパに来るという。
高いので年末ぎりぎりの日本一時帰国のチケットをとって暇していた羊。クリスマスはいつもと変わらず、マドリッドの自宅で漫画でも読みながら過ごすつもりだった。
羊「どこ行くの?ドイツ・フランス・イタリア?ふ~ん・・マドリッドから近いな。合流しようかな、クリスマスマーケット見に行こうよ」
この時はまだ2泊程度のつもりだった。マドリッドは確かにイルミネーションも行っているが、マーケット等は特になく、中心部は人でいっぱい。スペイン料理も食べなくなって久しい・・。
友「マーケット国によって時期違うよ」
え?そうなの?もともと行く気がなかったので何も知らない。ヨーロッパのクリスマスマーケットを調べるところから始まった。
ドイツが有名だが・・ごめんなさい、あまりドイツに興味がない。そして、もしテロが起きるならドイツかフランスのクリスマスマーケットだろうと思っていた。
(・・実際、2018.12.11、フランス・ストラスブールのクリスマスマーケットでテロによる死者が出たばかり)
いくつか調べていると、「タリン」の文字があった。タリン・・いいねぇ❤東欧~アジアの料理は美味しい、そして物価が安い。タリン❤頭の中はタリンで一杯。
羊「誘っておいてごめん、私東欧とタリンを回ってくるわ。すまん」
こうしてブダペスト⇒ウィーン⇒タリンへの弾丸ツアーが始まった。
寒い寒いとは言ってもヨーロッパ最南の国スペイン住み。寒さに怯えながら荷造りをした。
Wizz Air
マドリッド からブダペストへ。安かったので初めてWizz air を使ってみた。
航空券の取り方は各種あるが、私は航空会社HPを第一選択にしている。対応言語やHPの使いにくさ、クレカなど問題があれば総合サイトから取る。
Wizz Airは簡単にHP↓↓から取ることが出来た。
Wizz Airの公式ウェブサイト| お得な料金で直接予約する
安さからLCCかと思いきや、れっきとしたハンガリー最大手の航空会社(ハンガリーのフラッグキャリアが倒産したからでもある)。
注意点はLCC並み(重要!!)
①荷物の大きさ・重さ・個数
②食事の有無
③チェックイン方法
など、追加料金を請求するトラップが細かくあるので気を付けて。それさえクリアしたら、鉄道なみ格安料金で飛行機に乗れる。
基本的にはしっかりチケット購入時に書いてあるのでチェック。
①荷物の大きさ・重さは自分の荷物に合わせてグレードを上げる事をおすすめ。空港で追加料金を取られるよりは安くなる。
羊は長期滞在用の巨大トランク×1、ショルダーバック×1の計2個。「WIZZ GO」を選択した。
③チェックインは事前オンラインが基本。パソコンのHPからチェックインした方は、搭乗券の印刷が必要。忘れて空港で行うと追加料金かかる。
アプリからチェックインをし、アプリにチケットを出す方法もあるが・・口コミで不具合という不穏な文字を見たので私は安全パイを取った。もちろんアプリの乗客もいた。
マドリッド⇒ブダペストへ
個人的にマドリッドのバラハス空港は好きではない。飲食店のしょぼさ、妙に長い空港の使いにくさ・・もっと使いやすく造れなかったのか。
飛行機は21:30発予定だったが、当たり前のように1時間遅れた。理由は知らない。
電光掲示板と放送のみで大人しく並んで待つ利用客達。
日本で数分の遅れですら騒ぐ方がいる。私も何度か日本で見てきた、特にJRで(駅員さん可哀相)。もちろん定時運行が望ましいが、海外で「日本と比べて」と毒づいても仕方ないので、出来る限り期待しない事をお勧めする。
ふ〜ん、今回は1時間か…程度に。心に余裕がないと身がもたない。。
日本人に特に多い弾丸旅行スタイルでは、航空会社に過剰期待をしがちだ。乗り換えにしっかり余裕をもつ、あるいは万が一の手段や対応も考えた上で取らないと、本気で乗り遅れる。私は航空会社を信用できないので、4時間以上を目安で乗り継ぎする。それ以下の場合は無事に乗り継ぎ出来るよう祈る(笑)
到着は約1:00、眠くて頭が働かない。外は薄っすら雪が積もっている。
「寒い寒い」と騒ぐのはスペイン語ばかり、私も慌ててダウンを羽織る。
生まれて3カ月の気温でその子の適温が決まるそうで、、温暖な日本の春生まれの羊は暑さも寒さもダメだ。
来年はマドリッドを出て、北に行こうと思っている。が、タリンやヘルシンキが耐えられなかったら、あっさり他を探すかもしれない。
ブダペスト市内へ
ブダペストのリスト・フェレンツ国際空港はこじんまりとした空港だ。市内への行き方は色々あるが、深夜の女性一人。TAXI一択。
空港を出てすぐがタクシー乗り場。
空港のTAXIシステムは考えた人、神だと思う!全ての空港で取りいれるべきだ。
まずTAXI受付の窓口でどこまで行くのか伝え、レシートを発行してもらう。レシートに書いてある番号のタクシーに乗ると、すでにカーナビに行き先が伝わっている。料金はドライバーに支払い、クレジットも使える。
つまり・・窓口の人が言語が出来たら、ドライバーは言語の壁が問題にならない!
実際、私が乗ったTAXIの運転手さんも、世間話をしようと「凄く寒いね。ブダペストはこれが普通なの?」と聞いたら「ごめんね、英語はよくわからないんだ」と言われた。行先が分かってるから黙ってても仕事になる。
外国でTAXIに乗るたびに起こる、「行先伝えるのに一苦労」問題が無くなるし、話せないドライバーさんもクレームなく送り届ける事ができる・・神!
空港からホテルまで約30分深夜料金で7460フォリント=約3000円。物価の低いハンガリー、ありがとう!
ホテルの自室についた頃には疲れ果てていた。が、外は寒くても室内は温かだった。私のマドリッドの自室の方が寒いくらいだ。