世界幸福度ランキング上位常連国、デンマーク。綺麗な街並みや北欧デザイン、又英語が通じ易いところからも人気が高まっている北欧生活🐑
デンマークのWH申請は日本からのみでなく、海外からも出来る。情報の少ない現地申請の簡単さ(申請だけなら)を総まとめ!
もう先人達が切り開いた道を記録してくれたブログが多数あるので、わかる通り・・
「日本で申請してもデンマーク駐日大使館はSIRIとの橋渡しをしているだけで、現地についてからの手続きについては丸投げ!」
どこで申請しようと共通で、デンマークについてからレジデンスカード(レッドorピンクカード)とCPR(イエローカード)問題が控えている。
ので、日本で許可書取得済みの方も他人事ではない・・
スペインワーホリは一期生だからか、
大使館「住民登録してね」
羊「周遊したいんだけど」
大使館「じゃあしなくてOK」
という緩さだった。(今後規定が変わるかも知れないので、自身で確認してください)
大使館「現地でNIEカード取ってね」
現地「いや、君たちカードは取れないよ。パスポートで頑張って(パスポートのビザステッカーにNIE番号が記載済み」
ある意味楽だった。NIEは全く使いものにならなかった(カードで無いから信用されない)が、滞在身分に不安はなかった。
果たしてデンマークは?
デンマークの申請は全てここHPから
デンマークのビザ申請は全てここから始まる。WHもその他のビザも同様に。英語ページがあるのは有り難い。そしてわかりやすい↓↓↓
開くと下記の案内が表示される。
上から順に
・申請したい
・回答待ち
・回答受け取ったら(許可または不認可)
・延長したい
申請条件の確認
まず自分の希望するビザの条件を調べよう。
You want to apply
をクリック。様々な種類のビザ・その他申請の案内が表示される。
こちらをクリック。現在(2019.2)WH協定を結んでいるのはアルゼンチン・オーストラリア・カナダ・チリ・日本・ニュージーランド・韓国の7カ国。もちろんEU国民は扱いが違う為に日本ほど協定国数は多くない。
ビザ関係は国ごとに規定が違うので、日本の欄のみ注目。比較すると甘さの違いが面白い。
・・事細かに規定が書いてある(スペイン比較笑)。素晴らしい事に
・ビザ申請の必要期間は約3カ月
・手数料無し
デンマークWH開始初期に現地申請した友達の談「めっちゃ大変だったよ。結局ビザもらうだけで半年かかって・・」。今は凄く楽。少なくともコペンハーゲンで申請ならさくさくと手慣れて対応してくれる(地方での申請は多少てこずるかも)。
規定をまずしっかり読もう。時折ビザ関連は変更があるので、必ず公式HPを自己責任で見た方がいい。
デンマークのWHビザの特徴(2019.2)は
・申請は希望時期の2~3カ月前から(早すぎると基本受け付けてくれない。特例か認められた方もいる)
・滞在許可1年の内、労働は6カ月以内。学業は自由。
・銀行の残高証明15000DKK(約25・6万円)と帰りの飛行機チケット。もしくはプラス5000DKK(約8・9万円)
・日本は海外旅行保険加入の必要なし(後述)
他にもデンマーク語のレッスンの案内や、パスポート期限・飛行機チケット・旅行保険に関して滞在許可が短くなっている時、後から延長申請出来ると記載。
開始希望日を決めたら逆算して申請へ。
①必要書類を集める。以下
How to apply
へ。色々書いてあるが、PDFがわかりやすい。
HPから抜粋。必要書類・金額も国籍で違う。
・パスポート全ページのコピー
・銀行残高証明書
・帰りの航空券もしくは残高に上乗せ
・申請書類(HPからダウンロード)に全て記入
健康診断や犯罪歴の有無など必要なし!海外在住者にとって有り難いほど簡単な書類!
先に書くが、オンライン申請する場合はコピーではなくPDF化の方が良いかも知れない。印刷代もバカにならない。要チェック。
余談*必要はないが、海外旅行保険に加入をおすすめする。全力で。
旅行保険加入か否かは本当に人によるが、私は超お世話になっている。そして、いくらデンマークは医療が無料でも、折角ヨーロッパにいるなら他の国に旅行に行くかもしれない。旅行保険は日本滞在中に日本の代理店から契約するのが一番簡単である。海外在住になると日本代理店から契約しにくい。安くすませたいなら海外の保険会社と契約する手もある。
旅行保険に入っていたおかげで、強盗に取られたお金も手荷物も骨折も入院も助かった人もいるのを念頭において欲しい。もちろん、払い損になるのが一番いい。
②申請。
申請法は3通り。①オンライン、②デンマーク本国、③日本を含むデンマーク以外。
WEBでチェック。日本・デンマークのみでなく、他の海外からも申請可能な場合があり、HPに全て載っている。海外在住者は自分の国滞在国をチェック。
もう一つ重要事項。デンマークのビザ申請は生体認証登録が必ず必要で生体認証の設備がある場所に行かなければいけない。ので、オンライン登録でも自宅のみでは済まないのです。このブログではデンマーク本国登録をメインに紹介。
①オンライン申請
以下から申請可能。入力し、添付し・・簡単に終了。
が、申請14日以内に生体認証しに行く必要あり。間に合わない場合は連絡して個別相談とHPに記載あり。
②デンマーク本国での申請
私はデンマークで現地申請を選んだ。
日本での待機時間が辛いのと、スペイン申請が出来たとしても、 スペイン経由が基本信用出来ない。そしてマドリッドーコペンハーゲン間は2万円でお釣りがくるからだ。
デンマークで現地申請の場合、①オンライン申請をし、生体認証登録をしに行く。②書類をもって、書類申請と生体認証を同時に行う。の二通り。
①オンライン申請をし、生体認証登録をしに行く。をおすすめする。理由はそこで書類不備など見つかればわざわざデンマークへ行ってからの手間が省かれるから。
が、マドリッド在住の私。書類のPDF化をどうやればいいのか分からない・・そしてコピー機の無いご家庭に住んでいるので、フォトコピアで基本印刷している(高い)。日本から親経由でPDF化した残高証明を送ってもらったが、コンビニでやったそうだ。スペインでも出来るだろうが、頑張って説明する面倒さから逃げた。
②全ての書類を持って、デンマークで申請&生体認証をすることにした。
↓HPより
書類申請も生体認証もコペンハーゲンでもそれ以外でも行う事ができる。そして、事前予約が必要。一番楽だという確信をもってコペンハーゲンのSIRIに行くことにした。
③事前予約
SIRIのサイトにアクセスする。何故かリンクが飛びにくいので、一番下から入る。
ここではSIRIへの連絡から事前予約まで案内がある。不明点がある場合こちらへ↓↓
事前予約はこちらをクリック↓↓
ここでも色々注意書きが。デンマークという国は細かいきちんとしているイメージが既に付きつつある・・そして働く気あるのかという営業時間↓↓
万が一書類不備や出直しになったら、いつ予約を取るかは考えどころ・・以下をクリック。
該当を選んで予約へ↓↓
書類申請&生体認証の私は一番上。オンライン提出済みの方は二番目を選択。
予約も簡単でサクサク完了。本当に予約出来た?大丈夫?となるほど。
この際の予約番号等は必ず控えておこう。現地で必要になります。
③現地での登録・申請
さて、当日。コペンハーゲンのSIRIへ。中央駅から歩いて20分程度、基本節約で歩き派。
この威圧感のある建物Citizen Centreの中にSIRIはある。奥にはコペンハーゲンIT大学があり、学生の姿も多い。
中に入ると郵便局のように窓口が並ぶ。まず、券売機のような機械に自分の予約コードを入力し、発券された番号札を手にひたすら待つ。
10:30の予約だったが、実際は11時過ぎにやっと呼ばれた。
対応してくれたお姉さん達はフレンドリーだった。新人さんなのか、後ろで教えながらの2人組に当たった。
持参した書類を全て提出。
申請書の曖昧だった部分は全て付箋紙でその場で書くつもり満々だった。
「(一部教えてもらいながら記入する・・)書類は全てOK。パスポートある?コピー取り直すわ」
「??あるけど・・コピーも」
「サイズが小さいからダメなのよ」
その場で全ページコピーしてくれた。料金請求無し、ありがとうございます!
顔写真・指紋・サインを取られ、生体認証も完了。
「保険に入ってる?」
「入ってるけど、今は書類を持参してない」
「後からでいいから、SIRIに送ってね」
??必要ないはずだが。
ビザに関する書類は郵送で届く。送り先をどこにするか聞かれ、提出書類は実家のある日本だが、郵送先はスペインにしてもらった。
約40日後、スペインの住所宛に「ビザの認可がおりた」ことに関する書類が送られてきた。私が保険のデーターをSIRIに送ったのは1週間前で、認可がおりて郵送した日付はそれより前。
実際には旅行保険加入の書類は必要なかったわけだが、契約している人は送った方が手間が省けるのでおすすめする。契約しなくても申請は通るだろうが、繰り返すがおすすめしない。
④本当に簡単?SIRIのメール対応は形だけ
2019.3 追記。
①~③だけ読むと、適当さダダ漏れのスペインに比べ、デンマークはなんてきちんとした国なんだと思われてしまう。・・被害者を出さない為にバラします。
断言する!あまりにイラっときたので断言する。
SIRIは行けば対応してくれるが、メール、電話対応は形だけ。
「敢えて言おう、カスであると!」
私の場合、個人的な理由である事を問い合わせる必要が出来た。前述のHPも穴があくほど確認したが、記載なし。
・仕方ないので2週間おきにSIRIにメール3回⇒返答なし(出来るだけ早く回答~~という受け取りメールのみ。出来るだけ早くは嘘)
(追記:約2カ月後、「メールを受け取りました。SIRIに電話してね」とのみ書いたメールがいきなり届いた。3通とも内容が違うし、「訂正しました」の一言でいい内容も含まれているのに、この、一言のみのメール・・
・SIRIにTEL⇒何度かかけても出ない。
・在日デンマーク大使館にメール⇒返答なし
・同インスタグラムに「どこに問い合わせたらよいか」メッセージ⇒返答なし(ただしインスタは頻繁に更新されている)
HPには「SIRIには手続きの為のみに予約をとって来てくれ。質問はメールか電話してくれ」とある。
・・いや、押しかけるしかない。むしろ他の手を教えて欲しい。
結論⇒デンマークも他のヨーロッパと同様、ハイテク・機械化に見せかけて適当(悪い意味)の国。
過去にデンマークWHした友人に聞いたら、「行ったら対応してくれるよ~。返信はまず来ないし、来ても3か月後とかざらよ」と。
ひねくれ者の羊、この「行けば対応」はデンマークの外面のよさ、本音と建て前と見た。SIRIへの問い合わせはVISA関連。不法滞在者にならない為には大事な役所だがこの対応。
現在住のスペインという国は地中海あるあるで融通が利き、緩く、適当(悪い意味)。まず、遅刻は普通で、習い事をしてるけど基本10分~15分適当に遅れて始まる。ので、みな時間前集合はもはやしない。ストもざら。
公共関係(私の場合郵便)が手間かつズサンだった時、スペイン人が「ここはスペインだから」というくらい。
他のヨーロッパも似たりよったりで、日本で「公務員が働かない。お役所仕事」と言われてるけど、ヨーロッパに比べたら良くも悪くもキッチリしてる!!
例えばパスポートチェック(国境・ホテルなど)、取りあえずドイツが一番厳しい印象。北欧は仕事してるけど、他は日本人パスポートチラ見が多い。信用して下さってありがとうございます。
デンマーク。ディスるが、北欧好きにも共感してもらえたら嬉しい。
幸福度アピール、豊かさ、福利厚生、移民が押し寄せるくらい魅力的な国。教育水準も高く、英語通用度も高い(英語メインでデンマーク語勉強中の移民もいる)。
こっちも「スペインより先進国でしっかりしてるんだろな~」と勝手に期待した結果の、
「デンマーク!お前もか!(カエサル口調で)」
そう。ここは、「足るを知る」国です。アメリカドラマの真逆だと思って欲しい。
アメリカンドリーム的なブランドものをバンバン買い、欲しがり、セレブに憧れる。・・・のではなく、デンマークは「今あるものを大切に」の国。理想的な社会主義に近いと思う(経済の専門家ではないが)。給与差、貧富の差はあまりなく、高額の税金で手取りはがっつり減るが、医療や学業など生きていく為のもの、スキルアップするための物は国が手厚く補償してくれる。
上での幸福度ランキング上位!列車が3分遅れても謝罪アナウンスが流れる日本人には耐えがたい苦痛に欧州はあふれてる!
その代わり過労死するほど真面目に働かないし、過剰サービスや過剰接客はしないという天国でもある。
話を戻し・・と、いうことはですね・・北欧を体験したい、北欧が大好きな人以外、北欧での生活は「退屈」で「金のかかり」、「社会保障が受けれる範囲は限られる(外国人だから)」になりかねない。
どの国もどうせ一長一短なので、国選びは人任せでなく、己の直観や入念な下調べのもと決め、失敗も楽しむ気概で是非海外に来てください🐑
色んな世界を知ることは、ケツの穴を広げる(あらヤダ)の為に、絶対無駄にならないと思います。
以上。自力で出来る、簡単デンマークビザ入手①申請編!
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②受け取り編へ続く🐑🌟