羊の世界放浪譚

女一人旅・ワーホリブログ❤︎現在色々工事中。

コラム*バックパッカーの荷造り総まとめ

海外旅行時の荷造りについて。

ワーホリや長期滞在は別記事。あくまで長期放浪者🌈

 

女子寄りの荷物だが、男性だともっと少なく攻めていける(笑)

 

必須

パスポート、ビザ

金銭関係

海外旅行保険

本気で必須はこれだけ。

上3つは当たり前すぎるので省くが、問題は海外旅行保険。

これまで

「怪我するような事はしないので入ってない」

「無駄だから」

「期間がきれて。まあいいやと」

と海外旅行保険未加入の猛者に何人も出会ってきた。大体私が出会ってきた長期旅行者の3割は入ってない。

 

大人で他人なので、本人の自己責任だが、私の家族や友人には

絶対に入っておけ!!

 と言うだろう。

私自身、海外旅行保険に今まで何度かお世話になっている。

そして海外で緊急入院した人も、長期滞在中に病気が見つかり手術した人も、強盗にボコられ大けがした人も知っている。拳銃強盗に身ぐるみはがされ、保険で全て返ってきた人も。

 

 

あくまで私の印象だが、楽観的な人は全てに楽観的なのだ。

キスや1回くらいで病気は移らないだろう(移る)、ドラッグやギャンブルも一回くらい(皆そういう)、気を付けているから大丈夫だろう(保険使用者も皆きをつけている)。

これは確率の問題で、当たってしまったら運が悪かったとしか言いようがない。が、お金で解決できるなら楽な話である。

 

周りの友人やベテラン旅人から「大丈夫だって~」と言われた時に、自分の頭で加入するか未加入か考えて欲しい。未加入なら未加入でも個人の自由だが、万が一の時に誰も代わりに払ってはくれない。

 

 

始めに・まず鞄選びから!!

羊は1~2カ月の放浪なら28Lのバックパック又は30Lの2WAY+貴重品用のショルダーバックという、女子とは思えないほどの軽装備派。

 

いまだに、私より装備の軽い女性は見たことがない。男性では2人私より軽かった。

 

旅行の準備スタイルは

・行先(暑い地域か寒い地域か)

・何をしたいか

・どこまで譲れるか

で各自考えていけばいいと思う。

 

まず、相棒となる鞄を選ぶ

長期滞在型で移動しないスタイルなら、荷物の量で鞄を選んでもいい。ふらふら数日おきに移動し、お金がないので徒歩か公共交通機関メインのバックパッカーは逆を進める。

自分が1時間は歩けるなと思う鞄を選び、その鞄の7、8割を目指して荷物を詰める。どうせ荷物は増減していくし、余裕がなければ何かを買うごとに何かを減らす羽目になる。

 

鞄はスーツケースでもバックパックでも2WAYでもお好みで。見た目を気にするよりも持つのは自分だからだ。個人的には

石畳が多い地域(特にヨーロッパ)ではスーツケースは避ける

30L程度の軽いスーツケースや、宿までTAXIなら構わない。石畳かつ中身の重い状態でスーツケースを使うと、手とコロのダメージが半端ないからである。

貴重品の種類と量

バックパックは登山用の物が多く、鍵がかけられないものが多い(ファスナー式なら南京錠がかけられる)。これは考え方次第で、バックパックでもハードケースでもガチ犯罪者なら壊せる。鍵をかける事で(切り裂くまではしない)盗難を防ぐという考えと、逆に鍵をかけないほうが狙われないという考えと人による。パソコンやカメラを重視しないなら、貴重品もぐっと減らせる。

の2点がPOINTだと思う。

 

 

さて。では何故羊が28Lのバックパックを10年以上愛用しているか・・・

答えは貧弱だからです。

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byジョジョの奇妙な冒険

まだ長期旅行初心者だった頃、中型トランクを欧州の石畳で押して手の皮がむけ、次の旅行からバックパック派にシフトすることにした。初めは欧米人の持つ、胴体くらいの大きさのあるバックパックを買おうと思っていた。試しに背負って思った・・

マジ無理。絶対に歩けない。

 

女性でも欧米人はマッチョなのだ。何故欧米人女性のお尻がセクシーなのかハリウッド俳優の二の腕がカッコいいか考えてみて、筋肉で支えて盛り上がってるからだ。

彼らは50Lくらいのバックパックで平気で旅行する。それだけの根性も筋肉もないと判断した羊は自分でも持てそうな28Lを買った。おかげでよく人から(特に欧米人から)ビックリされる。

 

ただ、普通の女性でも35Lくらいはいけると思う。本気で「このリュック持って1時間歩ける?」と考えて欲しい。

 

 

鞄が決まったら、荷物の妥協点を決めていく。

 

 

準必須①

虫よけスプレー

暑い国だけでなく、常にあった方がいい。成分は色々あるが、ハイリスクな国に行くなら強いものを(現地で買う手もある)。人を一番殺す生き物は蚊です。マラリアもデングも日本脳炎も、ウイルスを持った蚊に咬まれてうつる。治療法は対症療法なので、体力勝負に。

↓系の、空中に噴いたら虫が来ないのもおすすめ!!

 人体に用いるタイプは海外でも手に入るが、ワンプッシュ式は未だ見たことがない。

 
 

南京錠・ワイヤー

 
私はダイヤル式が好き(鍵なくしても大丈夫)。ドミのロッカーが鍵は持参(又は有料貸出)の場合もあるので、複数サイズ持っておくと便利。ワイヤーは、相部屋でベッドにリュックを固定したり。ただ鞄でも書いたが、鍵をかけた方が貴重品があると思われるという意見や、どうせ切り裂かれたら終わりとも思うので、人それぞれ。

 

 

セキュリティーポーチ

治安の悪い国や、カードの普及率が悪く高額現金を持ち歩く場合はあった方がいい。スキミング防止効果は気にするかどうか。色々なタイプがあるが、私は以下のような腹巻タイプが好き。

好みで首下げタイプでもいい。本気でただ首から下げている方にあった事がある。これは服の下に隠すものです💦首下げでもショルダーバックでもストラップを切って簡単に盗めるので気を付けて。

私は暑い時期のみ使うので、薄手で汗で張りつかない物が好き。冬はダウンやべストの内ポケットに貴重品は入れる。そして、決してその服は脱がない・・。

 

 

地図

ガイドブックに載ってるが、空港などで現地の地図を買うと詳しい。

が、アプリを使うともっと楽である。アプリはオフライン機能があるか必ずチェック!

言わずと知れたGoogleMapや

Google マップ -  乗換案内 & グルメ

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maps.me

MAPS.ME オフライン地図とナビゲーション

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これらはオフラインでも使えるので便利。事前ダウンロードを忘れないように。

 

国際免許

運転する予定があるなら。免許センターに行って申請するだけで、基本即日発行で1年間有効。

 

 

準必須②機械系

変圧器・充電器

色々なタイプがあるのでお好みで。変圧器はヘアケア製品などで必要。パソコンやスマホはたいてい不要だが、念のため確認したほうがよい。

私ヨーロッパ長期なので、現地でUSBコンセントを買った。

 

 

携帯電話・パソコン

スマホは①公共WIFI、②WIFIルーター、③ SIMカードと日数や場所で選ぶ。

パソコンはMacが軽いのか旅人御用達になっているが、残念ながらスマホもパソも盗難にあった方を知っており、私はiPadを無くした。

わざわざ買うことはないと思う。

 

 

カメラ

画質と重さにどこまでこだわるか。一眼レフからスマホのみから個人差あり。

ただ、オリンパスもニコンもソニーもキャノンも日本の会社で、ヨーロッパのカメラコーナーに並ぶのはたいてい日本の製品。なので・・・日本で買った方が安い。 

 

 

 

準必須③女性向け

日焼け止め

日本の日焼け止めほど高品質なものはない。日焼け止めは現地調達でなく絶対日本製をおすすめする。「色の白いは七難隠す」と言われるくらい極東は美白にこだわるが、ヨーロッパでは小麦色の肌が健康的でセクシーである。

ので、「綺麗に焼ける商品」が充実しており、日焼け止めももちろん沢山あるが、ウォータープルーフと言いつつ落ちるし、ベタベタするしで納得のいく製品に巡り合わない。強いものが欲しいなら日本から持ってくるべし。

 

 

クレンジング

ヨーロッパに関して。ふき取り用クレンジングが多く、目元は目元用クレンジング。オイルやバーム系で安価なものは少ないので、こだわりのある方は日本から持参をおすすめ。

同様に化粧水もふき取り用化粧水がメイン。

 

 

生理用品 

国によるが日本より品質は下がる事が多い。発展途上国には持って行った方が無難。先進国では現地調達で大丈夫。

 

 

ブラジャー・水着

これは必要ならだが・・体型の近い国なら日本人に合ったものが手に入るが、欧州では日本人向け商品を見つけるのはすっごく大変。

水着も日本のようにワイヤーで支えてくれる物は中々見つからない。

 

 

あると便利

ビーチサンダル

ドミでのシャワーから外履きから何かと便利。現地でも買えるし、アジアなど物価が安い国では履きつぶしていくのもいい。寒い時期なら探すのに少し苦労する。

 


ストール

体温調節に。女性はイスラム圏だとモスクに入るときに重宝。現地でおしゃれなものを購入すると旅の思い出になる。

 


ティッシュ・トイレットペーパー

日本よりふわふわのものを見たことない!トイレットペーパー1巻きを鞄に入れてる人もいる。アジア・中東などで、用をたしたら手で洗う文化圏もあるし、ヨーロッパでも備え付けが無かったり兎に角汚かったりするので、鞄にティッシュは必要。

よほどの発展途上国でなければスーパーでポケットティッシュが買えるので必要なし。

 


洗濯グッズ

洗剤、ロープなど。手持ちがなければボディソープやシャンプーでもいけるし、現地調達可能。発展途上国なら服を買い足しても、洗濯に出しても、非常に安価。自分で洗った方がいいのは物価の高い(東欧を除く)ヨーロッパ。ちなみにスペインはコインランドリーが洗濯+乾燥で10€目安、ドミの備え付けはもっと安い。

 


ドライヤー

安宿は無いとこあり。日本のは海外で使えない事多し(危なくて)。暑いとこだと、昼にシャワーを浴びて自然乾燥が◎

ガチ長期滞在なら、現地で買った方がいい。

 


常備薬

酔い止め、痛み止め。お腹が弱い人は整腸剤、止瀉剤。アレルギー体質なら、抗ヒスタミン。

風邪薬や漢方もあると助かるが、あえて現地の医療を受けてみるのもいいかも。日本では処方箋が必要でも、国によっては薬局で普通に買える事があるので、困ったらダメもとで薬局で聞いてみるといい。

サプリメントは日本より攻めてる事が多い(日本のは成分量が少ない)。中韓の漢方やインドのアーユルヴェーダ、フランスならアロマオイルなど、独自の薬もあり面白い❤︎

 

 

更におまけ


ガムテープ

ガチ長期旅さんや、ライダーさんは持ってる。急な修理がいるような場面でないと必要ない。

 


ダウンブランケット

冬に安宿に泊まる場合、ペラッペラの毛布では辛い。軽くてコンパクトなのを鞄に突っ込んでおくと楽。アウトドア派は敷きマットや寝袋もあるけど、ベッドがあるところで寝るなら必要ない。

 


ホッカイロ

外国で手に入りにくい。

 

 

以上。羊の経験上でまとめてみました。

荷物は本当人それぞれなので、人と話していて驚くことも多い。インスタント味噌汁を持参してて、分けてもらった時は嬉しさで涙が出そうだった。

 

逆に削るものは・・私の場合は服である。服現地調達派、ボロを着て来て帰国が近づくと捨てていく人も多い。

 

思いついたら随時更新します🐑🌈

 

 

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