北欧旅3カ国目。お次はスウェーデン・ストックホルムへ。 飛行機の方が圧倒的に早いが、私は列車とバスの旅が好き。外の景色を長時間見ていても全然飽きない。
列車でストックホルムへ
朝8:20コペンハーゲン中央駅発⇒13:40ストックホルム着。
SJ、正確にはSJ ABはスウェーデンの鉄道会社で、コペンハーゲンとを結ぶ国際線も運行。
コペンハーゲンはヨーロッパと陸続きではなく島で、海峡を渡ったらすぐスウェーデンのマルメ。勿論ここもかつては領土争いが何度も起こっている。
デンマークから外海が北海で、デンマークから内海がバルト海。・・・そういう意味ではコペンハーゲンは地理的に重要な位置にある。横を通過しないと外海に出れない。
HPもあるけれどアプリの方が早いし便利。
もちろん他の総合予約サイトから予約も可能。簡単で安いものを選んだらいい。
ヨーロッパを旅行していて本当にありがたいのは旅行の簡単さだ(東欧を除く)。バス・鉄道・・ほとんどの事がインターネットで簡単に予約できる。自分で駅までチケットを取りに行ったり、代行会社を通したりしなくていい。自国民は出来ても外国人は予約すら難しい国はいっぱいあるから・・IDの問題だったり、言語だったり。
逆にいうと、頑張って旅してる感はないので物足りない。アジアやトルコ・モロッコ・東欧あたりはいい感じに苦労を体験させてくれる。多少めんどく、でもさほど困難でなく。
コペンハーゲンから出てすぐ海を渡り・・
広い空と農業地帯を通過。
日本は山国で、私は地平線を見たのは海外が初めてだ。おかげで今でも景色に感動できる。山がないという事に。
デンマークの友人は
D「日本にもいつか行ってみたい。日本は自然が綺麗だよね。見て、これ。ドイツでトレッキングした時の写真」
羊「綺麗~。そんなに高い山じゃないね」
D「そりゃ日本は山がいっぱいあるから。デンマークでは山登りは人気なんだ」
デンマークには山がないからだ。
ヨーロッパにも高い山はあるが、日本よりも圧倒的に平地が広がる。
私は外国人に「日本の住宅事情は悪いって聞いた。値段は高く、家は狭く・・」と言われたら、「日本は山ばっかりで人が住めるところが少ないんだよ。なのに人口密度はあなたの国(大概)より高いんだから」と説明する。
暇なので車内でごそごそとDからのもらい物を開封。
わ~い❤!!もらい物なので、有名とか値段とか一切知らない。大事にもくもくしながら景色を眺める。気持ちが嬉しいし、チョコレートは大好き❤
こういう機会があれば自分もこうすればいいのかと勉強になる。
ストックホルム着
予定通りストックホルムへ着。予約しておいたドミトリーにチェックインする。
係「ワールドカップの試合中はカフェと共有スペースで試合中継するからね~。あと、サウナは自由につかっていいわよ」
やった~!このドミをとったのは完全にサウナ狙い。風呂文化日本人、本当はお湯につかりたいが、段々要求のレベルが下がってきて、もはやサウナでもハマムでもいい。シャワーじゃ汗が出ないから汚れが浮かず、落とした気にならないのだ。
サウナ万歳!!
荷ほどきし、まず昼食へ。近所にケバブ屋があったのでイシュケンデルとアイランと言ったらこうなった↓↓
トルコに行った事がある人ならわかりますね?私のテンションの下がりようを。
アジア~東欧までの料理好きにとっては、当然本場で食べた料理の方が美味しい。好みの問題なので、逆にスペイン料理は日本の良店の方が美味しかったり・・。
アイランがあるだけでも満足です。アイランがない店の方が圧倒的多数だから。
移動で疲れているとはいえ、まだ日が高いので観光中心部へむかう。
目抜き通り側ではフリーマーケットを行っていた。
6月末のスカンジナビアでは芍薬が満開。
日本では見かけない色もあり綺麗。白と薄ピンクを本気で買って帰ろうか迷ったがやめておいた。
ガムラスタンへ
ガムラスタンは中世からの街並みの残るストックホルム旧市街。お散歩するだけでも楽しめる場所だと思う。今日は下見で改めて後日ちゃんと観光する。
ストックホルムもコペンハーゲンと同じく水の都で、島から少しずつ都市として発展した街だ。デンマークやノルウェーよりも移民受け入れをしているので、観光客のみならず街は多国籍。
橋を渡り、ガムラスタンへ。可愛い店や・・
細い路地裏・・
うろうろ散歩し、適当に飲食店に入ってみる。
何かよくわからないまま、可愛いので頼んでみた↓↓
Dammsugare(掃除機)と呼ばれるお菓子で、緑色にチョコレートが可愛い。
・・・甘い。うん、わかってた、甘すぎなんだろうなって。
1個で満足できるのでお茶で流しながらのんびり食べる。海外で物を頼むときは欲張ってはいけない。一つずつ試すべし。
やっと食べ終え、ユールゴーデン島へ。外は見事な青空で、天候に恵まれなかったコペンハーゲンより北にあるにもかかわらず温かかった。
北方民族博物館
ここは文字通り北方民族に関する展示館。ごってごての建物はユールゴーデン島に入ってすぐ見えてくる。
豪華な美術品の展示ではなく、日常的に使われていたような民芸品がならぶ。
家具の色付けや模様は独特のトールペイント。ロシアの民芸品に似てると感じるのは近いから??
スプーンなど日用品に
室内の様子に・・
食器も時代ごとに展示。
他にも宗教行事に関する事や、服飾など。「乙嫁語り」みたいな日常生活に興味がある方には楽しい博物館。
以外に広いので、しっかり見たいなら時間がかかる。私は閉館時間も迫っているのでさくさく見て終了。
また歩いてドミまで帰る。
海や川など水際が好きなので、こういう光景は気分があがる。
が、正直海だけ見るなら地中海の方が透明度共に凄く綺麗で好き。海に囲まれている国なのに、実際に泳げる期間は短いんだろうな。
北欧・初サウナ
ドミでは念願のサウナで風邪気味の体を芯まで温めた。
入り方が分からず、ちょうどタオルを巻いて出てきた女の子に
「普通にここに座って、温度を上げたいなら柄杓で水をかけて・・そこの白樺のブーケも使っていいのよ。で、終わったらシャワー室で体を洗って・・」
と教えてもらった。
ここ、男女は時間交代制で、張り紙があるのみ。水着着用義務もないので大判タオルを敷いて全裸で入り、万が一誰か来たら隠そうと決めた。
が、みんなサウナを使わないのか、ドミ収容人数は多いのにサウナ利用者は少なくて、その後もほぼ貸し切りあるいは入れ替わり程度で入ることが出来た。
初サウナ以来、観光用サウナにもドミサウナにも行ってみたが、私的にはたいして変わらないので好みだと思う。
観光用サウナだと側に海やプールがあり、サウナで温まった体を一気に冷やす。ドミなどでは冷水を一気に浴びれるバケツのようなのが用意されている。
が、寒いし度胸もないので、一回も使わなかった🐑🌈
ポチッとお願いします!