- 火祭り参加のポイント①~ホテルは旧市街を避ける事~
- 火祭り参加のポイント②~重ね着できる服装を~
- 火祭り参加のポイント③~火祭りと共に闘牛シーズンの開始~
- 火祭りの楽しみ方~マスクレタ
- 火祭りの楽しみ方~花火&イルミネーションのショー
- 火祭りの楽しみ方~献花パレード
- 火祭りの楽しみ方~ファリャス(張り子人形)
- 火祭りの楽しみ方~最終日!これぞ火祭り!
- 祭り前必見!火祭り博物館
- 祭り対応注意!カテドラル
- 火祭り参加のポイント④~時間がない!弾丸旅行なら?~
スペインの三大祭りは春から順に
- ラス・ファジャス(通称バレンシアの火祭り)
- ゼビージャの春祭り
- サン・フェルミン祭り(通称パンプローナの牛追い祭り)
私のスペインの祭りの印象はゴリゴリのカトリック、そして・・クレイジー。
その過激でクレイジーな祭りの一つ、火祭りで有名なラス・ファジャス。じっくり最初から最後まで見たので総集編。
火祭り参加のポイント①~ホテルは旧市街を避ける事~
祭りは旧市街を車両通行止めにして行われる。ので、バスの路線もダイヤも通常通りとは違うので要注意!
この祭り期間、子供達または大きな子供達にとっての大好物がこれ。
爆竹💣
爆竹なんて見たことがなかった私。最初は「テ、テロか!?」という音に肝を冷やした。慣れてくると驚かなくなるが、耳がぼわ~んと聞こえにくくなった。
この爆竹、普段は禁止だが祭り期間のみ解禁。本来は場所も決められているが、まあ守る人も少ない。ので、運が悪いと深夜2時3時通常運転で爆竹音がする。
睡眠不足、又は交通渋滞を避けるためにも、祭りのエリアから離れ宿は慎重に選ぼう。実際、祭りに参加しない地元民の中には、祭り期間は旅行に出かけて家を空ける方もいる。
火祭り参加のポイント②~重ね着できる服装を~
火祭りは長丁場。昼にはパレードやマスクレタのイベントがあるし、夜のライトアップは妖艶で美しい。そして、メインの点火は深夜。
一年中晴れるバレンシアとはいえ夜は寒いし、雨もたまには降る。2018年の火祭り期間も運悪く一時雨が降った。
日中は暑い、夜は冷えるので重ね着できる服装を。理想は旧市街からアクセスのよい所にホテルを取り、疲れたら自室で休むことだと思う。が、この時期はホテルの値段も跳ね上がるので、理想通りは難しい。
火祭り参加のポイント③~火祭りと共に闘牛シーズンの開始~
スペインの闘牛シーズンは3月のバレンシアの火祭り~10月のサラゴサのピラール祭まで。
「火祭りを見にスペインへ、せっかくなので闘牛も見たい!」
バレンシアの闘牛場で見ればよい!私は時間が合わず見れなかったが、祭り期間ということもあり、闘牛場は大盛り上がりだった(外から眺めた)。
闘牛は別記事で書くが、牛は死にます。アクシデントが起きると闘牛士も最悪死にます。
これは賛否両論スペイン本国でもあり、バルセロナは闘牛廃止。だけど、実際に闘牛はまだまだしっかり人気があるし、ファンも多ければスターもいる。
ちゃんとわかった上で見に行こう。闘牛の美学も一つの意見、残酷というのも一つの意見だから。
火祭りの楽しみ方~マスクレタ
マスクレタ・・メイン広場の市庁舎広場で行われる大音量かつ大興奮の爆竹ショー。数分で終わると思うが、音と煙と燃えカスがもうもうと迫ってきて、時間を凄く長く感じる。
市庁舎広場前、祭り期間の3/15~3/19 毎日14:00~
1hr前には大混雑するので、良い場所で見たい方は早めにビールとひまわりの種を手に会場へGO!
ただ、後ろの方が安全地帯。出来れば風上が無難↓↓↓
火祭りの楽しみ方~花火&イルミネーションのショー
祭り期間毎日20:00に開催のイルミネーションのショー。点灯のみでなく、完璧にプログラミングされたショーが楽しめる。必見!
花火はイルミネーション前にもあるし、深夜にも始まったりする。↓↓↓
火祭りの楽しみ方~献花パレード
献花パレードは最終日の前々日17日、前日18日。民族衣装の女性や子供達が町中から献花台に向かって行進。献花台は毎年カテドラル裏の広場で、ポイポイ投げられていく花とどんどん色づいていく像は圧巻!
そして、夜のライトアップが神々しくて美しい・・❤
民族衣装はパレード外でも見れるし、献花台も最悪完成だけ見たらいいかも知れないが、せっかくなので絶対見るべし!
かなり長時間だらだらと続くので、粘れば絶対に最前列で見物できる❤↓↓↓
火祭りの楽しみ方~ファリャス(張り子人形)
火祭りと聞いてまず連想するのが、このファリャスと呼ばれる張り子人形。独特の作風と彩色で、昼も綺麗だが夜はもっと幻想的!治安のいいバレンシアでは是非夜のファリャスを見て回って欲しい!
2018年度の様子をレポート!ほぼ写真!↓↓↓
このファリャスを深く知る為に、必ず「火祭り博物館」にも足を運ぶべし!
火祭りの楽しみ方~最終日!これぞ火祭り!
そして、ファリャスを最終日に一気に燃やす!だから火祭り!ファリャスはコンクール優勝以外は全て燃やされる。
- 点火開始:22時~
- 市庁舎前のメインファリャの点火:深夜1時
夜は冷えるので上着の持参がベター。最前列で見たいなら、風向きによっては火の粉が飛んできて大迫力!穴が開いて困る服は念のため避ける事をお勧め。
2018年、最終日のパレードも最高に楽しかった!↓↓↓
祭り前必見!火祭り博物館
ファリャスを見る前に火祭り博物館へも足を運ぶことをお勧め!歴代優勝者のファリャスが展示されている。祭り期間は無料(たぶん)↓↓↓
火祭り博物館のリンク。開館時間など要チェック。
ここに博物館でもらうパンフと全く同じ火祭り博物館のパンフ(日本語)が掲載されているので、ファリャスに興味を持った方必見!なんて神対応!
祭り対応注意!カテドラル
バレンシアを代表するカテドラル。この裏の広場に献花台が設けられ、献花パレードの終着地となっている。
祭り期間は会館時間が要注意!
- 献花期間3/17・3/18:閉館
- サン・ホセの日3/19:無料開放
(HPに載っていなく・・経験則なので、間違っていたら教えてください)
サン・ホセの日(火祭りはこの守護聖人のお祭り)は無料開放かつミサが行われ、普段は見れない飾り衝立(レタブロ)が開かれる↓↓↓
カテドラルのHP。完成度の高さに思わず笑ってしまった。英語表記あり。
火祭り参加のポイント④~時間がない!弾丸旅行なら?~
サン・ホセの祝日が3/19日。祭り期間は3/15~3/19日の5日間。
ここを、火祭りの前日18日・当日19日の2日間で駆け足で観光する。
バレンシア自体に見どころはあるし、私は旅行は基本じっくり滞在を勧める派。祭りは一日中だらだらと続くので、途中でシエスタを取りながらの方が余裕を持って楽しめる。
だけど・・・日本の労働環境ではそんな事難しい・・労働環境が改善され、連続して2週間以上有給がとれるようなバカンス制度を早く導入してほしい・・
上記でそれぞれレポートしたが、弾丸ツアー考えてみた。
18日昼:献花パレードの2日目
14:00:市庁舎広場でマスクレタ
急いでバレンシア観光・ファリャス見学。
夜:ファリャスのライトアップ
20:00:イルミネーション
19日昼:献花台・カテドラルの見学。
夜のイベントに備え休息。
夜:最終日のパレード
深夜:ファリャスの点火見物
かなり駆け足!もちろん合間にはバレンシア発祥のパエリアや美味しいタパスを楽しまなきゃ!
祭りの予定が毎年同じかは保証できないので、不安な方は火祭りの公式HPで事前スケジュールの把握を。
追記)2019年度の火祭り公式HPは以下↓↓
以上、火祭り総集編でした!🐑☀