羊の世界放浪譚

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ヨーロッパ*2018*ヨーロッパがおしゃれって本当??ファッション情報その②・春~秋

 日本にいる時のヨーロッパのイメージは「シンプルで自分に似合うおしゃれを楽しむ国」というイメージだった。なぜそんなイメージに・・・?雑誌などのヨーロッパアゲアゲ⤴の情報のおかげである。

 

実際は?そろそろ日本を出て1年弱。北欧~西欧、スペインに戻り、春~秋のファッションを独断と偏見、私的趣味にまみれて語りたい。

 

↓冬~春は過去記事。

www.wanderingsheep7.xyz

 

 

さて。北欧・西欧は東欧に比べて大都会。ではおしゃれかというと・・さほど私は変化を感じなかった。

「人様に迷惑をかけない限りは個人の自由」が信条なので、北欧のリベラルな空気は好きだった。洋装に混ざって移民がヒジャブもパンジャビもジュラバ・ガラベーヤも好きに着て、かつそれぞれの服が売っているというのは大好きだ。

 

ヨーロッパ某国でヒジャブ禁止とか言い始め問題になったことがある。着けるかどうかは本人が決める事では?厳格なイスラム圏で「着けたくないのに強制されている」のは気の毒だし、着けない自由があってもよいと思う。が、着ける自由は認められるべきでは?他の国がそんな馬鹿なことを言い出さない事を祈る。

 

 

 

それたが、ヨーロッパで周りを見ていると、服は人それぞれという感が凄くする。初夏の北欧なんて、半そでの人の隣でダウンを来た人がいたりするのだ。体感温度は個人差があるので、周りに合わせて辛い思いをするよりは自分が快適に過ごせるものを着たらいい。

ちなみに私は北欧で日本では絶対に着ないどピンクのダウンを着ていた。寒くて。天気が悪いので更に黒のウインドブレーカーを重ねて着る。周りに似たような恰好が多いので全く浮かない。

 

 

温かくなって来たら・・一斉に薄着になる。この薄着、女性は年齢は関係ない。おばあちゃんでもタンクトップに半パンはざらにいる。日本人目線でみると女性の露出度の高さに正直驚く。背中丸出しだったり、ブラ紐丸見えだったり。スポーツブラはいつから透けブラになったのか・・私は世代的にまだ「ブラが透ける事は恥ずかしい」世代である。

個人的趣味。肉体的にがっしりマッチョな彼女らの露出はあまりいやらしくない。妙に痩せているとロリータ的に逆に気になってしまう。胸も筋肉の上にがっしり乗り、お腹もぽっちゃり出て、お尻はパンパンに突き出している。で、ぴったぴたの恰好。若ければかなりのミニスカートも穿いている。

・・・・何となくわかるけど、街娼も似たような恰好をしている。実際に街娼もちょくちょく見かけるから。凄く分かりやすい恰好で。

 

 

男性?男性も日本の感覚よりワンサイズ以上小さいのを着てる人多い。若い人はマッチョより、年を取るとお腹がぽっっこり。東欧や北欧は痩せていて背も高い男性が多かったが、スペイン(ラテンアメリカから移住者も多い)はさほど背も高くない。服は意外と保守的でTシャツ・・ポロシャツ・・ジーンズ・・チノパン・・・・たまにスーツは少数。サイズはぴったぴた気味、シャツのボタンは更に開けちゃうぜ!胸元から胸毛と一緒にフェロモン出しちゃうぜ!

・・私がスペインでAirbnbで間借りしたホストさん(ポルトガル人)が、初対面で白シャツから胸毛を思いっきりのぞかせるフルハウスのジェシーおいたん似の人だった。その恰好で仕事に行き、帰宅後はプールかジムに行っていた。男性もボディは努力のたまものだった。

 

 

今気づいた男女共にの共通点。重ね着のおしゃれはしない。日本だとカーディガンからチラ見せ、裾からチラ見せの重ね着のおしゃれが流行りが移り変わっても根底にある気がする。ヨーロッパはタンクトップもブラトップもTシャツも基本1枚で着る。それ自体が変わった形だったりおしゃれなプリントがしてあったりはしても、重ねるのは寒い時である。

 

 

冬はジーパン・レギンス・ジャージ・スウェットだったのが、夏はミニスカ、ロンスカ、短パン、ジーパンだった。

2018年の流行りなのか、ロングスカートの両サイドにスリットが入ってあるものが大流行。日本でも流行ってるのかと調べたが、検索に引っかからないのでこっちだけ?

また、着物の柄のような服がちょこちょこ流行っていて、複数の店で売っているし、実際に来ている人も見かける。日本の昔の着物の様な柄・・鶴、牡丹、竹、梅、菊などの和柄の外着用のガウン、ワイドパンツが売っている。

 

 

 

以上。基本的にはおしゃれではない。勿論、おしゃれをする人はとことんおしゃれでセンスがいい、が一般的にはおしゃれではない。

 

例えば日本人が海外に来ておしゃれな服を買いたい~・・

お目当てのブランドがしっかり決まっている。あるいはファストファッションが大好きである。なら満足のいく買い物が出来ると思う。

フランスやイタリア、イギリスは高級ファッションがたくさんあるし、観光客向けの店ではアジア人のニーズに合わせた品ぞろえもある。H&Mはスウェーデン発祥、ZARAもMANGOもスペイン発祥。もともと安いのが更にセールになる。

 

 

問題は・・そこそこいい値段で長く使える自分好みの物を買いたい派・・つまり私。

まず・・サイズが合わない。背が高くやせ形の自分は、日本ではサイズはM~L。ヨーロッパではS~Mになる。スペインの某ファストファッション店ではXS(日本ならS)~XXLまであった。え?XXL?と思ったが、ちゃんと売れている。パンツ類・・ボリューミーでセクシーなお尻に合わせているのか、合わない。

次、色。フォーシーズン分類だと、自分は日本人少数派の冬。ヨーロッパだと冬は更に少数派。・・なので、欲しい色の服はなかなか見当たらない。春・秋の人にはいっぱいある。

更にこだわる・・素材。日本は低価格で高品質なものが買える国。日本車とか。もちろんきちんとお金を出せばふわっふわのカシミヤやふっかふかのタオルも手に入る。が、その辺で買うとタオルは洗濯した瞬間大被害、ティッシュを洗濯機に入れたかのようになる。服も失敗すると色落ち大被害。手ごろで良い品質のものに出会ったら大感激(以前スペインで4000円程度で買ったカシミヤ100%のセーターは大当たり❤)

 

気長に気長~に気に入る店・気に入るブランドを探すしかない。安くて高品質は本当に世界に誇れる日本ブランドの良さだと思う。ので、昨今の品質に関する不祥事続き。ガチで恥ずかしいのでやめて欲しい。

 

余談だが、私が数少ない外国の友達から言われた「日本のここが変だよね」ベスト3は過労死・セックスレス・引きこもりです。特に上記二つは「理解が出来ないよ!」と強く言われた・・私達だって理解できない。

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