ロンダは小さい範囲に見所がいっぱい。ただ坂が多いので、景色の良いところを目指すとかなり足にくる。
*ロンダ闘牛場
近代闘牛を確立したフランシスコ・ロメオはロンダで生まれた。街にはロメオのポスターや像がいっぱい。ここも古くからの闘牛場。オフシーズンでも中を見学できる。7€で…。
おぉ!初めて闘牛場の中に入ったが、広い!テレビとかでは闘牛のアップしか見てないから、そりゃそうかも。
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ここの一階には伝統的な衣装などの展示あり。何故か片方は騎士や決闘について。写真禁止で、害なさそうなパネルだけ撮らせてもらう。。
このパネルだけでも闘牛場の移り変わりがわかる。
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展示室以外は写真OK。
場所を示す案内が。日向か日陰かで闘牛の見やすさが変わるそう。
階段には闘牛?のタイルが!すっごい可愛い‼︎是非見てほしい!
闘牛場の二階通路。ドーナツの中を歩いてるような。
牛はここから出てくるのでしょうか?
↑何故ここだけ枡席のようなのかわからなかった。特別席??
先程上から見た牛の通路に立ってみる。なかなか狭い。
早くシーズンにならないかな。賛否両論あるけど、それは見てから考える。
(↑ノッカー?が可愛かった)お土産も中々充実。ピカソは闘牛の絵を何枚も残していて、そのレプリカも販売。単純な線のみで闘牛を表していて、正直有名なキュビズムより私は好きです。
お昼ご飯へ。ロンダは街並みが素敵。
*Templete de Los Ahorcados
この柱は何だ?と心引かれてしまった。
調べてみると、ここはどうやらチャペル。内部では無く建物の外部にある形らしい。17.8世紀頃に死刑囚が処刑前の最後の祈りをする場所でもあったそう。1つの柱に4体の像があり、首に縄がかけられている。2人は鳥人又は堕天使で2人は人間だそうだが…。首に縄というのは何とも…絞首刑が当時一般的だったのか?
うまく訳せなかった。凄く詳しいサイトがあるので、興味ある方は調べてみてね。
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そこから下に歩く。このあたりは白壁の町並みが綺麗なのでオススメ。
街を通り抜けると牧場が見える。
日本は街から出るとすぐに海か山、それも鬱蒼と茂った山。スペインは街から離れると農業用地が広がる。オリーブだったり、牧場だったり。自給率問題は、元々の土地が活用しやすいかどうかも大きいのではないだろうか🐏。
更に歩き小さな橋を渡る。これで川を越え旧市街側にいることになる。
橋がちょうど見える、これでも低めの橋。ヌエボ橋は更に奥にある。
*アラブ風呂
その名の通り、レコンキスタ前にアラブ人が建てたハマム。アラブ風呂ってネーミングが…ハマムって言えばいいのに。3.5€。
ここは見る価値あり!特にハマムを一度経験している人!
昔のハマムの仕組み、ハマム文化が自分の体験と合わせて理解出来るから。ガスや電気が無かった時代はハマムってこうだったんだ〜って。日本でも親やおじいちゃん世代は五右衛門風呂だったりしたもんね。ガスやオール電化なんて最近の話だ。
↑ハマムの天井の明かりとり。
…これと同じ仕組みを見たことがある、モロッコで、確か昔に宗教的な収容所か何かとして使われているところ。他にもちょこちょこ。よくある明かりとりの手法なんだろう。
↓ハマムの中へ
↑先程の明かりとり。星型の穴から日がさす。
1番奥に映写室があり、ここでハマムの仕組みについて上映。英語とスペイン語を交互に上映するので、スペイン語に当たっても気長に待てば英語で見れる。凄くわかりやすい。
私は途中から見始めたので、初めから見るためにもう一巡待った。⁈猫がいる!
前の座席に当然かのように猫が座ってる。飼い猫かと思ったら、人が入れ替わったら1人になったので違うみたい。猫の隣に座ると…
膝の上に(当然のように)座ってきて、ベスポジを探している。可愛い〜💕
猫と一緒に上映を見た。撫でさせてはくれなかった…あくまで私は椅子らしい。。
↑かまど。ここで火を炊き、ハマム全体を暖める。
外に出て少し歩くと…
井戸と水路が。ここからハマムに水を送る。
上映を見た後だから余計わかりやすい。この後に実際のハマムに入れたら最高だと思う。
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ここから、公園を探す。ヌエボ橋の東側に見えた公園。あそこからも景色がよいに違いない。城壁にそって坂道をあがる。
↑来るときに渡った橋。これもアラブ人が作った古いもの。
教会?の横を登る・・
さっきの橋は上から見るとこう。車一台通れる幅。私は海外では運転できないな~旧市街が怖すぎる。。
公園着。ヌエボ橋を東から見た景色。
私は自分のホテル近くから見た方が好きかも。ちなみにこの↓公園。開放時間などの記載もあり。
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そこからまた下り、城壁にそって歩く。旧市街を東側から回ることになる。
城壁にロマンを感じるのは私だけではないはず。どこに行っても出来る限り城壁は見に行く。・・・が、不良がたむろしてたり治安悪い場所もあるので注意。
昔、イスタンブールの城壁を見て回った話をしたら「現地の人はそれしないよ!よく歩いたね」と言われた。イスタンブールの城壁は広範囲だから、本当に大変だった。
城壁の真下では🐑がはむはむ。放牧も見慣れない光景だからつい写真をとってしまう。この小道をチャリが通ったりしてるが、羊の中を通るのはどういう気分だろう?。
城壁は大概勝手に登れる。自己責任で好きにやれ的な。柵もないが、立ち入り禁止でもない。
↓ここだけ善良的に柵付き。
↓が、これ!ここは柵いらないの?4mはありそうだけど。落ちたら自己責任なんだろうな~。日本は行政が責任を恐れて、柵を作るか立ち入り禁止にしそうだ。
ロンダは小さい街だから、城壁をぐるっとまわってもたかが知れてるし、旧市街の広い街並みと広がる農村地帯が凄く美しい。足を鍛えるのも良いかもしれない🐑🌈