羊の世界放浪譚

女一人旅・ワーホリブログ❤︎現在色々工事中。

ベラルーシ*2019*ブレスト〜要塞①対ナチス防衛最前線を知ろう

国境の街ブレストに訪れる人のメインは9割9分ブレスト要塞。むしろ、他の理由・・森への中継地ですか?

ベラウィジの森はポーランドとの国境にまたがる世界遺産で、ヨーロッパ最大・最古の原生林。ヨーロッパバイソンなど生息するらしいが・・行くのがなかなか面倒なので、先輩に問い合わせ。

「冬は餌付けやってるらしいですが、夏はやってないんですよね。野生動物との遭遇確率はかなり低いかと。飼われてるヨーロッパバイソンはみれますし、サイクリングするにはいいですよ。

スルーする事にしました(`・ω・´)!

 

 

ブレスト要塞①

要塞のHPはこちら↓↓英語表記あり。

http://www.brest-fortress.by/en/

 

ブレストは他に見所がない事もあり、弾丸で来る人が多いと思う。内部に博物館がいくつもあるが、開館日は調べておいた方がいい。博物館によって閉館の曜日が異なるので。

 

ブレスト自体が小さい街なので、駅から歩いても40分。バス待つより早いし歩きが苦にならないので、テクテク。

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途中には鉄道博物館あり。

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要塞への案内板。こんな田舎の街でも時間を教えてくれる信号機が基準って、こういうの見ると豊かな国に思える。

 

まず見えてくるのがこのエントリーの門。
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ここでは・・爆撃音、空襲音、ソ連の軍歌が順に流れ、臨場感過多の演出。毎回思うけど、こういう演出があるのと、ただの門じゃ違うもんね。演出家さん凄いよ。

 

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微妙に違う説明書き。ベラルーシ語とロシア語で書かれている。


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要塞跡。

 

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要塞はなかなかの広さ。日本のちょっとした城を巡るくらいはある。夏のハイシーズンだというのに観光客はツアーも含めまばらで、ゆっくりみて回れる。

おススメポイントはブレスト要塞に関する博物館(いくつもあるので絞ってもよいかと・・)と地図上側の廃墟。

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案内表示にはベラルーシ?ロシア語?と英語、中国語。中国語は読めないけど漢字で意味がわかるので、私は英語を見るより早い。一瞬でわかる。表意文字万歳!

 

門から要塞に入り真っ直ぐ進み、橋を渡るとまず広すぎる広場とモニュメントが見える。その両脇に博物館があるのだが、月曜は右側は休館。明日、火曜は左側が休館。

・・同時休館しないだけありがたいな。仕方ないので2日に分けてみて回る事にした。

 

まず一つ目①。赤煉瓦の建物すぐ。
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ベラルーシに入ってから、教会も博物館もあまり正式名称をブログに書いていない。ブログは基本的に後からGoogle翻訳でチェックしながら書いていて、日本語名、英語名がわからない場合はベラルーシ語をカタカナで表した超めんどくさい名称しか出てこない・・・書くのがめんどいし、書いたところで意味不明。

と言うわけで、何のお役にもたたずふわっふわにいきます!

 

ここは主にブレスト要塞の歴史。人形や模型も踏まえながら戦前から始まりナチスドイツとどう戦ったかに重点。
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当時はまだ馬が使われていたんだなぁ・・今でもヨーロッパには騎馬警官がいたり、本気の奥地では馬は農耕馬や荷運びに重宝されてたり・・文化が違う。


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いいねぇ。そういう問題じゃねぇのは承知の上で、どっちの軍服が格好いい?左ですよね。ですよね?

カーキも勿論OKだが、黒い軍服にもっと階級章とかつけて宝塚の男役様が来たら鼻血でるわ。さすがはヒューゴ・ボス。ソ連は・・うん。実用的だね!この白いのが何か分からず、ミンスクにいる時にロシア人友人に聞いた。「え?だって雪の中で目立たないように・・(ポカーン)」。すみません、雪の降らない地方で育ったので、当たり前の発想がありませんでした。

 


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 ガマズミかなぁ、ブレストは初夏の陽気である。

 

 

ブレスト要塞②

①の建物の別の入り口かた中庭を抜けると二つ目②。ここは再現がメイン。
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こんな感じでチケットは各博物館ごと。共通チケット作ればいいのに・・。


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各国語での「ブレスト要塞」。日本語みっけ! 

 

通路を挟んで再現ジオラマが続く。説明書きはあるが、英語がなく、QRコードもなぜか読み取らず眺めただけ。戦前の平和なブレストから始まり、ナチス侵攻へ。

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要塞の堀。浅いと思うんだけど、第二次大戦時に堀がどこまでの役割を果たしたかがわからない。飛行機が無かった時代と違うしなぁ・・


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この巨大なモニュメントを広場を挟んで両側に博物館。 

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三つ目③は、エントランスからすぐにある。ここは入ってない。

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目の前には戦車が並び、子供の格好の遊び場に。

 

 

ブレスト要塞③

4つ目④は、①、②と広場を挟んだ向かい側。蔦の生い茂った建物内。
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ここは月曜が休館日。

2日目はドミで再開したMちゃんと一緒に回っていたが、羊は博物館へ、Mちゃんは郊外の教会へ(羊は昨日行った)に行く為、一度解散。


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銃の展示や


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ブレスト要塞の保存・観光地化(失礼)の流れについて展示など。

 

メインは2階、ようやく要塞について。

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要塞について、構造や爆撃後の写真


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軍服はさんざディスったから置いといて・・ソ連兵とナチス兵のマネキンの顔が違う気がするの私だけ?気のせい?写真写り?

 

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 廃墟とかした要塞。これは現存し、実際に見ることが出来る。

 

何というか、私はここブレストに関してはソ連側に同情的だけど、まあソ連もエグいことはやり尽くしてるからドイツを避難出来る立場とは思わないけど・・

自身が負けた(ブレストは陥落してるので)事に対し、我々はこれだけ抵抗を見せたと博物館を建てれるのは最終的に戦勝側に潜り込んだからかなと思う。

 

 

ブレスト要塞は広くて、1日目は一人で、2日目はMちゃんとまわり、今回のブログは珍しくまとめてみた。

個人的にはブレスト要塞を知ろうと思えば、結局英語ツアーが1番。個人で行くなら、①か④。日を跨いだからか違いがよく分からなかったが、どちらか選ぶなら①に行くかな。

 

ブレスト要塞については映画もあり・・YouTubeでフルで見れたりする。日本語で見たければDVD

ソ連側からのプロパガンダ視点を知る為に、ど暇な時に見てみようと思う🐏

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