フィンランド、スウェーデンからの入り口トゥルク。中世の始め頃、スウェーデンがトゥルクを拠点にフィンランドに進出したとだけあって、スウェーデンの名残りの残る街。
しかし今回立ち寄ったのは、毎年6月末に開かれる中世を再現したお祭りの為!!
マイナーなこの地が賑わうお祭り、超お勧め!是非見て欲しい!
Medieval Marrket・1
トゥルクではぶっちゃけ祭りしか見てない。後は近所を散歩して、部屋で昼寝してた。
祭りは毎年6月末、HPはここ↓↓
トゥルク大聖堂。
6月末にコスモスが咲いている…
年によって気温が変わるそうだが、この時はノルウェーで急遽買ったダウンジャケットが重宝した。
北欧旅はウインドブレーカーと、重ね着できる服が必須!暑ければ半袖でいけるし、強風なら薄手のダウンでもいいくらい。風が強いと体感温度がぐっと下がる。
お祭り!!!会場は大聖堂前!
値段…忘れた。いやぁ、美味しかった!ソーセージを生キャベツに挟んだだけの雑な料理が美味しい!これは列が出来てて夕方には売り切れてた。
中世の格好をしたお祭り参加者と観光客。
大道芸や
流石北欧。毛皮の販売はあちこちで(なんなら空港でも)あります。
チャンバラが好きなのは男の子世界共通?
日本ではド◯◯もんくらいでしかチャンバラを見た事無いけど、デンマークなど北欧では、低学年くらいの子たちがオモチャの剣と盾を持って遊んでるのをよく見た。
…国際板で、北欧男性は軟弱なイメージが強い(ロシア以外)。ドイツ(とロシア)に散々虐められたおかげのイメージダウンは根強い。あとはぶっちゃけ色素の薄い外見で言われるのかなと思う。
!!!
トルフィン!トルフィンですか!?
Medieval Marrket・2
北欧に興味を持ったきっかけの一つ、ヴィンランド・サガ。時代背景や衣装は違うが、それでも近しいものを感じる。
ヴァイキング...大遠征して略奪しまくり、、ヨーロッパを恐怖に叩き落とした荒くれ者の海の男達...海の男と聞けば小麦色を想像するが、実際はヨーロッパ1色素薄い集団だったのかな。
日焼け止めの無い時代、トルコ迄の遠征は「やべえよ、皮膚がボロボロだぜ」とか言ってたのかな。
凄くいい感じのおじいちゃん達
どことなくトルフィン似の青年が剣技の模擬試合やってる❤︎❤︎
これ、写真じゃ伝わらないけど、凄く面白い。相手がこう来たらこう防御そのまま攻撃という一連の流れがあって。鎌なんて宍戸梅軒の鎖鎌しかイメージなかったわ。ヴィンランド・サガの中でもヴァイキング達が斧やハンマーで戦ってたけど、博物館でも見たけど、そういうスタイルが好きなの?刀狩りとかされたの?
今回一番の癒し。人力で回す赤子のメリーゴーランド。
これは染色。マーケットなので、食べ物だけでなく手芸・工芸品も沢山。
これは鮭の炭火焼。北欧は鮭が美味しい。
Medieval Marrket・3
トゥルク大聖堂
フィンランドの歴史ある教会。北欧の教会はこういう赤茶のレンガでシンプルなものか、超モダンな現代建築かが多い気がする。
比較。遠く離れたデンマーク・ユトランド半島オールボーの普通の教会。ほぼ同じ。
中も大抵シンプル。プロテスタント系はシンプルで、カトリック系がゴテゴテなことが多い。でもドイツはルター派(プロテスタント系)でも豪華絢爛だったりする。お国柄?
乗馬イベント!!
これはチケット売り切れで入れず、終わる頃に外から覗き見した!イベント中は人壁で全く見れなかった。
次行くときは絶対チケット予約する。小さい祭りだからと思わず、HPを一読することをお勧めする。
懐かしりんご飴。中世イベントでもキャッシュレス対応な北欧❤︎
川のほとりで短い夏を楽しむ人々。
京都の鴨川を見ているようだ。
海外板で、北欧のコミュ障、距離間をネタにするスレをよく見た。停留所で1mくらい間隔を空けながらバス待ちをしたり、他人の隣の席に座るのに拒否反応を示したり。
比較的都会しか回ってないからか、実際目にすることはほぼ無かった。この鴨川並みに等間隔に距離を保つ姿くらいだ。
少し郊外に行くとのどかな風景が広がる。牛や羊もいたりする。
世界でも有名な労働環境の日本。
「いや、日本って働きすぎだよね。人生楽しんでる?ドイツもやばいよな、あいつら仕事が趣味だからさ」と何人の外国人から言われただろう。
同義語に「日本って超クールだよね。テクノロジーと綺麗な街に寿司だろ⁉︎日本に行くのが夢なんだ!・・・働くのは嫌だけど」もある。
海外放浪というダメな生き方にシフトする前は日本で真面目に社会人やってた羊。
「俺、転職したいんだよね。労働時間を半分に減らしたくてさ」
と夕方4時には帰宅し、労働時間が1日約6時間のデンマーク人ルームメイトがのたまうのを聞き、「こいつらマジで働かないな。暇な時間何するんだ?」と内心思う日本人気質が抜けない羊。注;デンマークの労働生産性は超良かったりする。
そんな時間の無い私たち、仕事を辞めでもしない限り弾丸旅行駆け足になりがちだけど、だからこそ海外で疲れを癒し、また社会の歯車になれるよう(泣)
「目的もなくうろつき、昼から酒を飲み、1日10時間寝て、ただぼーっと景色を眺める旅行」
をお勧めしたい。この上ない贅沢だから🐏🌈