羊の世界放浪譚

女一人旅・ワーホリブログ❤︎現在色々工事中。

ベラルーシ*2019*ミンスク〜チケットは買わせて頂くもの

日本は言わずもがな、お客様至上主義の国である。客>>>>>>>>>>>>>>店員の勢いである。正直頭がおかしいと思う。そして勘違いした客が対価との交換と言うことを忘れて、 ウルトラクレーマーと化す。

そしてベラルーシでは正反対の、店員>>>>>>>>>>>>>>>>客である。これでもまだマシな方でソ連時代はもっと酷かったそうだ(実際は知らんけど)。

頭がおかしいと言いながら、日本人なので違和感バリバリで正直イラッとする事もあるが、買えなくて困るのは自分なので大人しくする。

 

海外、特に言葉が使えない国でまず学んだ事は、「自分の欲しい物に対して何らかの方向性を指し示して貰うまで絶対に譲らない」事。マナー的にどうかは知らん。

「私は英語がわからない」「意味がわからない」「・・・(無言で首振り)」で、そっかぁと諦めていたら永久にチケットが買えない。嫌な顔をされようが、窓口から決して動かない。それはモロッコでもトルコでもベラルーシでもバルカン半島でも同じである・・・・・

 

 

駅へ

ベラルーシの地下鉄駅構内はいい感じにソ連色が出て、旅行者にはうれしいサービス笑。写真はとっても今のところ怒られない。

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いい感じのソ連マーク。

列車やバスのチケットはオンラインでも買える・・・と思う。過去記事に一部紹介↓↓

www.wanderingsheep7.xyz

 

が、時間が何故か間違ってるので直接買いに行くことにした。

旧ソ連圏ではまず英語が通じないと思った方がいい。その為、出来れば紙に「行き先、日付、希望時間」を現地語で書いて見せた方が早い。

と言いつつ、今回は一度もしていない。正直・・面倒で。でも通じないから結局もっと面倒になるのだが(反省)。

 

ミンスク中央駅の入ってすぐにチケットオフィスがある。どの窓口かすらわからないので、適当に並ぶ。間違ってたら、どうせ怒られるし・・


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因みに駅前はこんな感じ。Gates of Minsk。
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ここから真っ直ぐ歩くと市内観光中心部へ続く。

 

ミンスク中央駅
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巨大な建物。

 

駅前で軍人?警察?にパスポートチェックされている男性がいた。ぼろぼろで若く見た目はホームレスに近い。

不法移民か?でも、ベラルーシに?西側で不法移民はちらほら聞いたが、東はどうなのだろう。

駅の写真を撮りながら、軍服を盗撮したいなぁ〜と思っていたら、両脇を抱えて連行されていった…

彼は何があったんだろう。ベラルーシではホームレスを見た記憶がない。物乞いもベンチや床で寝ている人も。服装自体は堅実というか・・貧しいのかな・・と思う服装の男性が多いが、気を使ってないだけかも知れない。私は着飾る男性が苦手なので、彼らのシンプルな服装は大好物である。そしてウクライナに入った瞬間、ホームレスも物乞いも大量に目にする事になった。この差は何だ。ベラルーシでは何処かに隠されてるのか??

 

 

チケット購入について

タイトル通り、ベラルーシではチケットは買わせて頂くものである。勿論感じの良い方もいるが、そう思っていた方が精神的負担が少ない。私たちはお金を払って買わせて頂くのである。

ロシア人の友人と合流した際に聞いてみた。彼の意見も店員>>以下略>客である。モスクワなどでは少しずつマシになっているらしい。これは無表情問題とは別の話である。

Z「彼らは凄く安い給料で働いているからね。生活の不安もあるし疲れてイライラするんだよ」

成る程・・そう考えたらいいのか。実際彼は毎回チップを置いていた。

 

 

さて、チケット購入について。

並ぶ→希望を伝える→購入。が、まず通じない。店員も外国人が自分の窓口に並ぶと「マジかぁ〜」って顔をしている。

言葉が通じない。人によっては曜日すら通じない。ここから長い交渉が始まる(てかメモを用意しとけばいい話)。

今までのパターン。①Google翻訳、②英語話者を連れてくる又は交代。ここミンスク中央駅では英語話者に電話で変わり、行き先等伝えるという伝言ゲームをした。

10分〜30分、苦労して手に入れたチケットがこれである↓↓

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チケットは正しいか必ず確認を。そして、英語話者を捕まえている内に、乗り場も確認しておいた方がいい。乗り場もマジでわかりにくい。

ミンスク駅に関しては、長距離列車の乗り場は2層になっていて結構歩かされる。そしてバスは・・乗り場は更にわからない。空港行きなどは別のショッピングセンター内にバス停があるし、長距離には大型バスのみでなくミニバスもあるので更に混乱する。ミニバスの乗り場は現在駅前工事中なのもあって、更にカオスだった。

 

時間には余裕を持つ。或いは下調べをする。それしかない・・・

そしてそう言う苦労でテンションが上がるタイプは、寧ろオンラインで何でも出来る西欧には興味薄なのだ。

 

ミンスク街歩き

ミンスクで数少ない威圧感の少ない建物、Gates of Minsk。

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街中には一般的なバスの他に、トローリーバスも走っている。

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何これ!?面白い!と列車好きの友人に聞いてみた。想像通り充電器であっていた。基本は架線を繋げて走るが、バスがハンドルを切りすぎると架線から外れて動けなくなるらしい。で、現在改良されて充電も出来るそうだ。

彼曰く、日本での運用は渋滞にハマったりしたパターンを考えて難しい。日本は100%の物を作らなきゃならない国民性だから。と。

自分にはこういう知識はないが、電気かガソリンかの話になる度思う。・・電気を作る為に火力や原子力を使うなら同じ事では・・環境に配慮した発電法のシェアが多い国でないと無理なんでは・・。

人によって意見が変わる事だが、羊、原子力発電は反対派です(`・ω・´)!


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ただの郵便局。


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↑この地下にはショッピングモールが。


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街中の至る所に国旗や、国旗にも使われている文様が装飾されている。

 

 

道路が広いので距離を感じる。

ベラルーシなど旧ソ連、バルトには何故か中央アジア料理屋が多く、ジョージア(旧グルジア)🇬🇪、ウズベキスタン🇺🇿料理屋はちらほら見かけた。

羊、ロシア系の料理より中央アジアよりが好み。地元の方しか行かないような小さい店を見つけて入り浸る。

↓ウズベキスタン
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 油多目で羊や牛肉など。食べると体が温まる気がする。8月なのにベラルーシは寒い・・雨が降ると余計に寒い。

日本人の私がインナーダウンを着るのはわかるが、地元の方も結構羽織ってる。今からその格好では冬を乗り越えるのは大変じゃないか。そして、この地方で水着やノースリーブを売る意味があるのか・・

疑問に思いながら旅は続く・・次回、軍事好きお待ちかね?超マニアックなスターリンラインへ🐏🌈

 

 

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